元パーカッション担当のFです
1,2年生は八王子にあるキャンパスの情報学部で学びます。自宅から2時間近くかかるのですが,高校時代に1時間半かけて通学していた経験が役立ってそんなに苦ではないです。また,東京都内とはいっても,関東山地の麓ぐらいの立地なのでキャンパス内にも坂が多いです。建物は結構小綺麗で,聞いたところによると数年前に建築学部生も設計に参加してリフォームしたらしいです。
授業は1〜6限,90分ですが,なんと1限と6限は映像授業。大学に行く必要もその時間に決まって受ける必要もないので,実質2〜5限しかありません。ITに特化した理系大学ならではの特権です。ただ,いいことばかりではなくて,大学独自のWebサービスが3つ,Googleアカウント,Microsoft
Officeのアカウント……,と大量のアカウントがあって,正直管理しきれないのが大変な点です(本当に一部の人にしか伝わらない朗報ですが,配布されているGoogleアカウントではプログラム上で5000通までメールを送ることができます,高校時代にほしいものランキング6位くらいだったので普通に嬉しいです)。
上の写真は時間割。大学って難しいことをやるのって思っていたら,はじめのうちはあまりそんなことはなく,高校の内容とつながっていることも多いです。情報数学という科目では整数や有理数の定義から始まりますし,微分はn次式や積商の微分法,線形代数とはベクトルや行列のことです。理工系は人文学系と比べて単位数あたりの時間が長いらしいんですが(つまりより長時間授業を受けねばならない),実際は教授方も早く終わらせたいのか,90分より早く終わることも多いです。現在の最短記録は,20分です。
下の写真はプログラミングの授業の様子です。授業が始まったばかりですが,早速C言語というプログラミング言語を実際に書いています。高校時代に,部活で予約フォームのプログラムを書いていたのを思い出しますね。よく見ると同じようなことを繰り返し書いているのがわかりますが……。実はたった3行ほどに短縮できるんですが、授業中の私は思いつきませんでした。プログラミングに必要なスキルは知識ではなくて,いかに楽に作業を進めるかというアイディア力だとよくわかりますね。