越谷北高校吹奏楽部 winter concert 2021 曲紹介

〈五月の風〉

この曲は真島俊夫作曲による1997年度全日本吹奏楽コンクール課題曲です。全国大会では全96団体中、半分以上の52団体がこの課題曲を演奏するほど非常に人気でした。金管楽器のファンファーレに木管が呼応するように始まります。クラリネットとサックスによるゆったりとした主旋律に、フルートとピッコロによる小鳥の囀りなど、表現豊かなところが特徴です。

夏の熱のある風でも春のまだ冷たさのある風でもない、爽やかで涼しい五月の風をイメージして演奏します。



〈カンタベリーコラール〉

この曲はJ.ヴァン=デル=ローストがイギリス南部にある世界遺産「カンタベリー大聖堂」を訪れた際の印象をもとに作曲された曲です!

1990年にはブラスバンド作品として、1993年には吹奏楽版にも編まれ、美しい旋律で立派な眺めを誇るカンタベリー大聖堂を表しています。

ちなみに、カンタベリー大聖堂はステンドクラスとしても有名です

この曲を聴いて少しでも大聖堂の雰囲気を味わっていただけたら嬉しいです!



〈ノベナ〉

ノベナという言葉は、ラテン語の「9つの」を意味する形容詞に由来する言葉で、日本語訳として「9日間の祈り」といわれています。これは17世紀に始まった信心業で、特別な願いを神に聞き入れていただくための9日間の祈りです。9という数字に意味はなく、ノベナは忍耐強く祈り求める具体的な実践方法です。

この曲には「ラプソディー」という副題がつけられていて、どの部分においてもメロディーに独特の雰囲気をもっています。



〈サウンド・オブ・ミュージック〉

1959年に制作されたミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』。

リチャード·ロジャース作曲、オスカー・ハマースタイン2世作詞の大ヒットミュージカル作品です。1965年に映画化もされアカデミ一賞5部門を受賞しました。我々北高吹奏楽部が披露するのは劇中に登場する数々の名曲がメドレーとなったものです!何が演奏されるのかはお楽しみに..!可愛らしいトラップ家の子供たちや壮大な山の景色、明るく透き通った声で歌うマリアの姿が想起させられることでしょう!どれも有名な曲なので是非口ずさんだりノリながら聴いてくださると嬉しいです!




〈トワイライト・イン・アッパーウエスト〉

この曲は、T-SQUARE1987年リリース12thアルバム『TRUTH』収録の、美しいメロディアスなバラード曲です。日本語に訳すと  ”うす明かり、黄昏時のニューヨークのマンハッタン島のアッパーウエストサイド”  のことらしいです。「TAKARAJIMA」「オーメンズ・オブ・ラブ」に並ぶT-SQUAREの人気曲となっています。

トランペット🎺のかっこいいソロにご注目してお聞きください



〈シーガル〉

シーガルは三楽章からなる「BIRDS-アルトサクソフォンと吹奏楽のための協奏曲-」の第二楽章です。シーガルは「かもめ」という意味を持ち、この曲は作曲者である真島俊夫さんのロマンチックな旋律に溢れています。また、第二楽章では人が生きていく上での悲しみ、切なさを描いた楽章となっています。サックスの魅力が引き立たされるクールで熱い旋律を、聞いた瞬間心を奪われることでしょう、、!是非、美しくも悲しいメロディーに注目しながら聞いてください!



〈そりすべり〉

1948年にルロイ・アンダーソンによって作曲されたこの曲は、クリスマスの超定番の曲となっています。「そりすべり」は特にクリスマスを意識したわけではなく、また、作曲されたのも冬ではなかった、とのことです。😲

この曲では、そりを引く馬のいななきや、ひずめの音、また馬をたたくムチや鈴の音を入れてることによって、冬の風景を想像させます☃️

そして、再現部ではジャズ風に演奏されます。また最後のトランペットで表現されたの馬の鳴き声にもぜひ注目しておききください🎺



〈Christmas Song  Medley〉

19の名曲が詰まったメドレーとなっています。

ゆっくりとした静かな曲調から、顕著にみられる移り変わり共に、アップテンポで楽しげな曲調へと変化します。

日本では越谷北高校以外では演奏されておらず、YouTubeなどでもみられない、レアな編曲となっています。けれども、1度は聴いたことのある曲ばかりなので、一緒にノリノリになってお楽しみください!✨

「赤鼻のトナカイ」では部員による合唱もあります。ぜひ注目してお聴きください🎶



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