開場前から昨年以上のお客様の数。さぞかし、受付は大変だったのではないでしょうか。開演時間に会場をのぞいてみると、ほぼ満席。正式には1436名。卒業生は数に入っていないそうなので、満員御礼ですね!!座れなかった方、ゴメンなさい。。。。。
演奏はというと、いろいろと事故もありましたが。
一番の事故は、私のステージ靴の履き違え。
1時半演奏開始でしたが、着替え終わったのが、1時半ちょっと前。蝶ネクタイを整え今回は完璧(いつもシャツを忘れたりといろいろありまして)と思い、1時31分にステージに上がり、足元を見ると靴が普段履のまま。やってしまいました。一瞬、どうせ遠くから見えないのでそのまま演奏に入ろうか、それとも戻ろうか?頭の中をよぎりましたが、結局すぐに舞台裏に引っ込みました。
すると、舞台裏では、副顧問のI先生が自分の黒靴を脱いで、両手に。急いで、その靴に履き替え、再びステージへ。。。演奏はまずまず!! I先生の思いやりでなんとか乗り切りました。
その後、新入生バンドの元気な演奏。ゲストステージでは、猪俣さん(と呼ばせていただきますね)と川畑さんの素晴らしいソロ。3部では生徒たちの独自企画の「音楽世界めぐり」(昭和の渋い曲が多かったです!)で盛り上がり、盛会のうちに終了。
皆さん、お疲れ様でした。
最後に、応援していただいた全ての方々に、この場をお借りして御礼申し上げます。
ありがとうございました。
文責:宮本
特別出演 猪俣猛さん(ドラムス) プロフィール
オーボエ奏者の父を持ち、恵まれた音楽環境で育つ。16歳でデビューし、20歳で上京。21歳でスイングジャーナル誌の新人賞に輝き、「渡辺晋とシックス・ジョーズ」を経て、名門「西條孝之介とウエストライナーズ」に参加し、後にリーダーとなって名声を轟かせる。前田憲男、荒川康男とのコンビもこの時期に生まれ、名実ともに日本を代表するトリオとして現在に至る。
教育面での活動も盛んで、1976年にはドラムを通じて音楽の素晴らしさを教える「リズム・クリニック・センター(RCC)」を設立。1991年、音楽生活40周年を迎え、Bunkamuraオーチャードホールを皮切りに全国縦断コンサートを行う。常に豊富なアイディアの持ち主であり、バイタリティあふれる企画の数々も好評を得ている。1994年、「サンクス・トゥ・アメリカ」と題し、「ジャパン・ジャスト・ジャズ・オールスターズ」を率いてニューヨーク公演を行い、カーネギーホール、アポロシアターなどで大喝采を浴び、日本のジャズが高く評価された。わが国のモダンジャズドラマーの先駆者として、また、吹奏楽をはじめとするアマチュア音楽教育の面で、輝かしいキャリアの持ち主であり、国内外で注目を集めている。1995年度、スイングジャーナル社より、ジャズ界で個人に与える最高の栄誉「南里文雄賞」を受賞する。1997年、21世紀へ向けてシンフォニック・ジャズ・オーケストラを結成し、Bunkamura
オーチャードホールにおいてコンサートを行った。1997年より、飛鳥ワールドクルーズに猪俣猛カルテットで連続乗船。1996年より、前田憲男氏を音楽監督にビッグバンド「THE
KING」を結成。2000年までの4年間、浜離宮朝日ホールに於いて朝日新聞社主催「キング・オブ・ジャズ−21世紀へ贈る」シリーズをプロデュースし、日本ジャズ史に残るコンサートを全20回に渡り行い貴重な映像を記録。2000年、朝日新聞社主催による音楽生活50周年記念コンサート「リズム&ジャズ」が行われた。2001年〜2004年、銀座王子ホールに於いて、前田憲男(p)、荒川康男(b)とのシリーズコンサート「Golden
Trio WE3」を行う。2005年、音楽生活55周年として朝日新聞社主催の「アルがままにイノままに」が開催された。2009年、サントリーホールにてRCC主催・音楽生活60周年コンサート「I LOVE MUSIC」を開催。2010年より、成城ホールにてジャズフェスティバル「JAZZ in SEIJO」をプロデュース。2011年より、流山ジャズフェスティバル「JAZZ in
NAGAREYAMA」の総合プロデューサーを務める。2012年、国分寺市立いずみホールにて東日本大震災復興支援コンサート「Sing Swing Sing」が開催された。
(株)アール・シー・シー代表取締役 、NHK文化センター『猪俣猛ドラム教室』監修、 ヤマハ契約モニター、ジルジャン契約モニター、ヴィックファース契約モニターを務める。
特別出演 川畑麻衣子さん(クラリネット) プロフィール
埼玉県松伏高校音楽科卒業。桐朋学園短期大学首席卒業。2006年9月より渡仏、エコール・ノルマル音楽院入学。2008年1月イル・ド・フランス・クレドール音楽コンクールにて第1位受賞。同年7月同音楽院クラリネット演奏家課程修了。ブリランテ・ウインド・アンサンブルコンサート・ミストレスとして活躍。(株)ブレーン、スタジオアリアよりCDをリリース。
現在、埼玉県立大宮光陵高等学校音楽科及び松伏高等学校音楽科非常勤講師。
プログラム
第一部
1 「美しきガラティア」序曲 スッペ作曲/SH編曲
2 〜スーザに敬礼〜 スーザマーチ特集
3 今年度吹奏楽コンクール課題曲より
4 「アトモスフィア」 名取吾朗作曲
5 「もののけ姫」セレクション(1年生バンド) 久石穣作曲/森田一浩編曲
第2部
1 A列車で行こう ストレイホーン作曲
2 メモリーズ・オブ・ユー ブレイク作曲/真島俊夫編曲
(クラリネット独奏:川畑麻衣子)
3 シング・シング・シング プリマ作曲/岩井直ひろ
(ドラムス:猪俣猛)
第3部
〜音楽で世界巡り〜
ツァラストラはかく語りき リヒャルト・シュトラウス作曲/SH編曲
他